
住宅業界の常識は非常識の連続です。
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近頃の住宅関係の本、雑誌、その他の広告を見ると、住宅の構造や性能(パネル工法、2×4、軽量鉄骨、在来工法など)外断熱、内断熱、オール電化などが目につき、メーカーの一方的な情報だけが先行しお客様に本当の情報が伝わっていないような気がします。メーカー側の売りたい物だけが大きくアピールされ、大手ハウスメーカー、電力会社など、メーカー主導の家づくりになっているのです。
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私達は、この家づくりで一番大事な基となる基礎について徹底的にこだわりはじめました。
それは、1件のお客様のクレームから始まったのです。
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というクレームでした。
家はもう完成され数ヶ月住んで入居された後のことでした。慌てて私と工務責任者、営業担当者が確認しに行って床下に潜ったり、家の周りの基礎を調べた時、確かにヒビの入っているところが2ヶ所ありました。
私達は、その後、その工事過程を調べていく上でコンクリート管理の重要性を知ったのです。一般的には、基礎工事は基礎屋さんに一括で発注されるのがこの建築業界の常識でした。その使用されるコンクリートの性能は全て、業者任せで使われている水や砂の量は、業者によってばらつきがあるのです。
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良いコンクリートとは、その強度もさることながら、実は耐久性の高いコンクリートなのです。できるだけ水の量を減らしたものが高強度で耐久性のある良いコンクリートに仕上がり、割れが少ないのです。「コンクリートに水を加えて柔らかくして打つという考えを改める必要があります。」基礎業者さんは、型枠に流し込みやすいコンクリートの方が仕事がしやすく、その為には水の多い柔らかいコンクリートを頼むのです。元請業者からのコンクリートの発注は強度の指定はあっても耐久性を高めるための配合の指定はないのが現状です。これを良いことに業者は、仕事を楽にするために手を抜くのです。なるべく柔らかい、水の多いコンクリートを施工します。強度の記入された納品書は手元に残りますがその過程は一切わかりません。これ以上言えませんが…。
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もちろん全ての業者がそうではありません。正直に努力している業者もたくさんいます。ただ一部にそのような手抜き業者がいるのも事実なのです。
そこから私達は基礎工事でのコンクリート管理の重要性を認識させられたのです。
現在、当社では管理責任を明確にするために現場施工業者と生コンは別々に発注され管理されています。本当にしっかりした品質管理をしようと思ったら生コンを施工業者にまかせっきりにしないことです。
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耐久性の高い、やわらかい、それでいて水の少ないコンクリートを作る場合、高性能減水剤を使うことです。「高性能減水剤」は高層ビル用や公共工事に使われていて高強度のコンクリート作り出します。コンクリート会社に聞くところによれば、コストが上がるので住宅にはほとんど使われていないそうです。高性能減水剤を混入すると、コンクリートが柔らかくなり、水が少なくて済みます。そのため、強度、耐久性が増し、さらに流動性がよくなり、業者さんの仕事もしやすく、効率向上につながりました。このような仕事の改善を常にしようと考えたのもISO取得の理由にもなっているのです。もちろんいいコンクリートを使うようになればコストも上がるのは当然です。しかし私たちの年間使用量をもってコンクリート会社へ交渉して安く耐久性の高い、高強度コンクリートが使えるようになりました。このように建物の基となる、基礎の大事さに私たちは気づき改善されました。
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結局このコンクリートのヒビは乾燥時によくおきる収縮によるヒビで、サンプルをとって調べたところ私たちが標準にしている住宅金融公庫の基準をはるかに上回った強度のものでした。もちろん構造上支障のあるヒビではなかったのです。お客様にも十分説明をし納得していただきました。
最近、住宅だけでなく、食品会社の偽装事件、社会保険や年金問題など頻発しています。いまでは生産者や販売情報を開示しそれを目安に消費者が購入をきめるのがあたりまえとなっています。5年前のひとつのクレームをもとにリーファの住宅の性能とチェック体制はさらに上がったのです。私は、以前のチラシでも伝えた事があります。業界の常識は、非常識の連続です。私たちはこの常識を断固として破り、本当に良い住宅を一人でも多くのお客様へ建てていただきます。
株式会社リーファ 代表取締役 楠美清