専務取締役 楠美礼子
工務管理課 高屋敷竜太
工藤工務店・棟梁 工藤清治







   
工藤工務店 工藤清治
昭和27年生まれ。54才。の工藤棟梁の趣味は山に行って山菜をとること。家族は6人子供がいます。山菜が好き。でもお酒が一番好き。優しい顔の棟梁にお話を聞きました。


まずは大工になったきっかけを教えて下さい。
親が勧めてくれたんですよ。私が学校を終わった頃、ちょうど父も出稼ぎから帰ってきて、私は跡取りだったので家にいなきゃダメだったのです。なのでとりあえず大工をやれと、親が勧めてくれました。地元黒石の棟梁に使えて、そこで5年修行して。冬はやはり仕事が無いので静岡に稼ぎに行っていましたね。

今年で大工生活37年目になります。今、私の所で働いてくれている職人は10人います。


大工やってて大変だった事、辛かったことなどあれば教えて下さい。
私が親方となって独立して始めたのは25才の時からです。そのとき初めて家一軒丸まる請負ったんですよ。最初の一軒目は怖かったですねぇ。ちゃんとできるか、完成出来るかっていうのが。柱建ての3日前から寝られなくなって。柱建てが終わってさっぱりしたけれど。その後また、座敷きとか和室とか造るとき少し悩みました。大工の評価はある意味和室ですからね。一番腕の見せ所ですからやはり緊張しましたよ。


では逆に楽しかった事は?
そりゃ〜、お客さんに喜んでもらえたときはやっぱり嬉しいですよ。その、初めて請負った物件を引渡した時はお客様が大変喜んでくれたのを覚えています。そのときは本当に自信がつきましたよ。俺は何でもできるじゃないか!なんて。


今仕事をしていて大変な事はありますか?
37年目の今となってもやはり毎回毎回不安はありますね。引渡してからも心配はずっと消えないな。お客様に本当に満足してもらえたかというのが一番心配です。家も人間と同じで一軒一軒全部違うものですので。


仕事に対してのこだわりは?
建物はぜったいに、よそのものには負けたくないというのがあります。構造的な部分に一番こだわっているし、しっかりしたものを造っていくことがとても大事。うちで働いている職人達にも良く話すのはそういう事。「決して手を抜いたらダメ」と。


これからの棟梁の展望は。
ここを会社にしたいなと思っている。皆に覚えてもらって地元で自慢出来るような会社になればイイかなと思っています。

大ベテランの棟梁でさえ「毎回不安はある」とおっしゃったのがとても印象的でした。それだけ家づくりに対して真剣に考え、お客様の満足ゆくものを造ろうとしているのがわかります。こんな大工さんになら家づくりをまかせても安心ですね。